ゴルフスクールへは通うべき?メリットは?

そもそもゴルフスクールってどんなところなのか、メリットやデメリットも含めて、まずはご紹介していきます。
そもそもゴルフスクールとは?
ゴルフスクールと一口に言っても、その形態はさまざまです。
スクールの形態
よく住宅街や街中に見かけるグリーンのネットが見える、「打ちっ放し」と呼ばれる打球場などに併設されているゴルフもあれば、完全に室内で行う会員制のインドアスクールや、実際のコースを使いながら定期的に開催されるスクールなど、さまざまです。
大きく分ければ、室内のスクールと、室外のスクールということになると思います。
全てに共通しているのは、ゴルフのことをよくわかっているインストラクターのレッスンを受けられるということです。
ゴルフを全くやったことがない方も、もっと上達したいという方も、レッスンを受けることで自分ひとりで練習しているよりも早く上達が見込めます。
レッスン時間
スクールによって異なりますが、ゴルフスクールのほとんどのレッスンは1レッスン50分から1時間程度です。
レッスン開始時刻の30分くらい前にはレッスン場について、着替えてウォーミングアップをするのが理想的です。
ゴルフスクールに通うメリット・デメリット
ゴルフなんて一人で練習するものだ、と思っている方も多いと思います。それでも私がスクールに通おうと思っているのには理由があります。ここでは、ゴルフスクールのメリット、デメリットをご紹介していきます。
メリット
やはり、最大にメリットは先ほども触れたようにプロゴルファーなど、その道のプロであるインストラクターから直接学ぶことができるということです。
インストラクターとしてプロが所属しているかどうかはスクールによりますが、私はぜひ、プロの方からレッスンを受けることをおすすめします。
その道を極めた方から、的確なアドバイスをもらうことで、初心者も上級者も、間違いなく上達できるからです。
何かわからないことがあってもその場で質問して解決することで、短期間での上達が見込めます。
「初心者だからまだ早い」と思う方も多いかもしれませんが、初心者の時期にプロの指導を受けておくことで変な癖がつくことを防ぐことができます。
癖がつくとなかなか直せませんし、ある程度打てるようになってもそこから伸び悩んでしまいます。
また、グループレッスンで決まった曜日、決まった時間にレッスンを受けていると、自然とゴルフ仲間が増えていきます。
ゴルフは一人でもできますが、誰かと練習をしたりラウンドを回ったりするのはとても楽しいですし、だいたい同じレベルの人たちでクラスが編成されるスクールが多いので、お互い切磋琢磨しながら頑張れます!
デメリット
スクールに通うということはゴルフに限らずそうですが、レッスン日には他の予定を入れることができません。
決まった時間を拘束されるという点は、生活リズムによってはデメリットになるかもしれません。
スクールによってはフレックスで通うことができるところもあるので、仕事の終業時間が読めないという場合や、急な予定が入りやすい方はそういったスクールを検討することをおすすめします。
また、もちろん費用がかかってくるということもデメリットと言えるかもしれません。しかし、上達したいと本気で考えているなら、スクールはそれだけの価値があると思います。
プロから学んで上手くなろう!
プロから学ぶことで、初心者は効率よくステップアップすることができますし、上級者ももっとスコアを伸ばすために定期的に受けることをおすすめします。0
ポン
ゴルフスクールとは・室内でレッスンをするスクールと、室外でするスクールとがある
メリット
・プロに見てもらって癖を直したり、アドバイスを直接もらえる
・同じレベルの人たちと切磋琢磨できる
デメリット
・レッスン日には他の予定を入れることができない
・費用がかかる
ゴルフのレッスン方法にはどんなものがある?

ここでは、室内と室外のレッスンではそれぞれどのようなことが行われるのか、その違いをご紹介します。
室外のレッスンには打ちっ放しで行うレッスンと、実際にラウンドを回ってレッスンがあります。
インドアレッスン
比較的狭いスペースでレッスンができるので、都会に多く見られる練習場です。室内で、冷暖房完備のスクールが多いので、天候や気温に左右されることなくいつでも快適に練習することができます。
一般的には「室内ゴルフスタジオ」と呼ばれていて、ゴルフ専門店やショッピングモールなどの大きなスポーツ専門店やなどに併設されていることが多いです。駅の近くにも多いので、仕事帰りに寄りたいという方にも通いやすいといえます。
レッスン内容は、ネットの打ち込みやスイングのフォームを作っていくのが中心のレッスンです。
シミュレーションやフォーム解析機を導入しているスクールもあるので、フォームが定まっていない初心者の方や、癖を修正したい経験者、上級者の方にも向いています。
また、インドアレッスンを行なっているところでは座学による学習をするところもあります。座学なんて必要ないと思う方もいるかもしれませんが、私は座学も必要だと考えています。
ゴルフを実際にやる上でのマナーもそうですが、ボールの軌道などについても理論的に勉強することでゴルフは一層楽しくなりますし、上達にも役立ちます。
屋外(打ちっぱなし)レッスン
ゴルフ練習場といえば打ちっ放しを想像する方が多いと思います。高いネットに囲まれていて、一番、一般的な練習場といえます。
屋外レッスンの最大の特徴は、実際にボールを遠くへ打つことができるので打球の行方を目で確認し、理解することができます。
自分はどのクラブが得意なのか、苦手なのかなどがわかりやすく、アプローチの感覚も掴みやすい練習場です。
ただ、足元に傾斜や凹凸がないので、実際のラウンドとは違います。その点では実践的な打ち方の練習はできないともいえます。
また、スイングや飛距離を数字で正確に出すことは難しいので、データをベースにして練習していきたいという方には不向きかもしれません。
しかし、実際にボールを打つ分、爽快感はあります。室内のレッスンよりも「とにかく今は反復練習が必要!」という方に向いています。
ラウンドレッスン
経験者、特に中級者や上級者に向いています。あまりに何もできない状態でラウンドに出ると、何も習得できずに終わってしまう、なんてことになりかねません。
「まだ中級者とは言えないけどどうしてもラウンドレッスンを受けたい!」という場合は、初級者向けにラウンドレッスンを開いているスクールもあります。
中級者以上であれば、コースで実際に打つことで実践的なことを学ぶことができます。球筋や、天候によってボールがどういう風に影響を受けるのか確認することができます。
戦略をどのように練ればいいのかなど、より実践的な練習をすることもできますし、何より、実践的なので楽しく練習をすることができます。
他のレッスンに比べて1レッスンあたりの時間が長く、料金が高いというデメリットもあります。初心者では難しいという点も挙げられます。
フォームの確認なども他のレッスン形態に比べると緻密に行うことは難しいので、細かなレッスンが必要な場合は、他で行う必要があります。
ポン
インドアレッスン
・フォームの細かな確認や、癖の修正ができる
・座学による理論的な学習ができる屋外レッスン
・反復練習やアプローチの感覚をつかむことができるラウンドレッスン
・中級者以上向け
・実践的な戦略を立てられる
ゴルフスクールの料金相場

ではゴルフスクールに通うためにはどのくらい料金がかかるのか、レッスン形態別での相場などをご紹介します。
ゴルフスクールでかかる費用
ゴルフスクールに通うことでかかる料金は、もちろんスクールによって異なりますが、入会金、レッスン料が基本的な料金です。
その他に事務手数料やボール代などがかかってくる場合もあります。
入会金
入会金は入会する際に一度払っておしまいのところもあれば、更新料として何年かに一度支払う必要があるところもあります。
入会金の額もスクールによりますが、相場は大体 5,000円から1万円程度です。
レッスン料
レッスン料は月額制と、回数制のどちらかであることがほとんどです。
月額制は決まった曜日の決まった時間にレッスンを受けるもので、自己都合で欠席したとしてもレッスン料は戻ってきません。
回数制は決まった時間にレッスンを受けるのではなく、自分の都合がいい時間にレッスンを受けることが可能で、月にレッスンを受けられる回数だけが固定されています。
仕事の終業時間が変則的な方や、気が向いた時にレッスンを受けたい方におすすめです。
料金の相場はどちらもあまり変わらないので、自分の生活リズムに合った方を選ぶといいでしょう。
レッスン形式別の相場
レッスン料の相場は、レッスン形態がどういうものか、グループレッスンなのかプライベートレッスンなのかなどによって変わってきます。
インドアレッスンの場合
グループレッスンか、プライベートレッスンかによって相場は変わってきますが、月4回のレッスンで月額1万5,000円程度が相場になります。
回数制の場合、グループレッスンであれば1回につき3,000円から5,000円程度のところが多いようです。
もちろん、都会であればあるほど料金は上がりますし、プライベートレッスンの方が料金は高くなります。
屋外レッスンの場合
屋外の練習場に付属しているスクールが一般的です。
料金は月額1万円から1万5,000円が相場です。
打席の一部をスクール用に割り当てて、所属しているインストラクターからレッスンを受けられます。スクールの生徒は練習場の利用料金が割引されることもあります。
そのため、ある程度フォームが定まっていて、今は回数をこなしたいという方に向いています。
ラウンドレッスンの場合
指導者として一緒に回るプロによっても、金額が変わってきます。
目安は1日2万円から。それにラウンド料金が別途加算されます。
最近ではラウンド料金も含めて1万円、2万円というところもあります。
月額料金などは設定されていない場合が多いです。
プライベートレッスンの場合
プライベートレッスンのみを専門に扱っているスクールの場合、入会金の料金も相場の5,000円より高く、数万円ということもあります。
レッスン料金は1回あたり1万円くらいが相場と言われています。同じスクールの中でも、指導してくれるインストラクターによって変動する場合もあります。
それでどのくらい上達するかは受講者がどのくらい真剣かにも左右されるかもしれませんが、高額なレッスン料を払うからには真剣に受講するはずです。
1回1万円から数万円のレッスンを、10回分など最初に回数で購入すればそれなりの金額になります。
それを安いと感じるか高いと感じるかは人によると思いますが、「上手くなるなら安い」と感じる方は、完全プライベートレッスンが向いているかもしれません。
「とにかくすぐに上手くなりたい!」という方にも向いているでしょう。
ポン
・入会金の相場は5,000円から1万円
・インドアレッスン、屋外レッスンの相場はグループレッスンなら月額約1万円から1万5,000円
・ラウンドレッスンの相場は1回2万円と、ラウンド料金
・プライベートレッスンは1回1万円以上が相場
ゴルフスクールを選ぶポイント

レッスン形式
レッスン形式は何度かご紹介しているように、インドアレッスン、屋外レッスン、ラウンドレッスンの3つに分けられます。
簡単に、特徴や、それぞれのレッスンに向いている方をおさらいします。
インドアレッスン
・フォームの細かな確認や、癖の修正ができる
・座学による理論的な学習ができる
・天候や気温に左右されない
・初心者から上級者向け
屋外レッスン
・アプローチの感覚をつかむことができる
・反復練習が必要な人向き
・初心者から上級者向け
ラウンドレッスン
・実践的な戦略を立てられる
・中級者以上向け
初心の方には、総合的に学ぶことができるインドアスクールが向いているかもしれません。
座学で学習できるスクールや、フォームを解析して細かく指導してもらえるスクールなどさまざまです。
まだ自分にどれが向いているのかわからないという場合や、フェーズによって形式を変えていきたいという方も多いでしょう。
全ての形式に対応しているスクールもあるので、そちらの方がいいかもしれません。
通いやすい立地
ゴルフだけに限らず、ジムやその他の習い事でもそうですが、通いやすい立地かどうかというのは結構大事です。
子供の頃の習い事みたいに親が送り迎えをしてくれたり、お迎えのバスが来るというなら話は別ですが、大人の習い事は自分で赴くのが基本です。
そのため、立地が悪いと、途中で行くのが面倒になってしまうことがあります。
実際、私もそれでジムに行かなくなってしまったことが何度かあります。
重い腰を上げて現地に到着すればやりたくて始めた習い事なので、楽しいのは間違いないのですが、立地が悪いとそこへ行くことそのものが面倒になってしまいます。
仕事帰りに寄れる、家から近い、駅から近いなど自分が便利だと思える立地にあるスクールを選ぶことをおすすめします。
講師の質
所属している講師(インストラクター)の質も、スクールによって異なります。
もちろん、個人的に性格などが合う合わないもあると思いますが、ゴルフを上達させるために通うのであれば、有資格者であるかどうか、また、経験豊富であるかどうかというところが大事になってきます。
言ってしまえば、資格がなくてもゴルフスクールを開くことはできます。しかし、お金を払い、時間をかけて教わるのであれば、資格を持っている人に習った方がいいと私は考えています。
でも、「ゴルフを教える資格って何?プロゴルファー?」って方も多いと思います。
ここではまず、どういう資格なのか、どういう資格を持っている人に習えばいいのかをご紹介します。
PGA・LPGA認定 ティーチングプロ
PGAとは「日本プロゴルフ協会」の略称で、LPGAは「日本女子プロゴルフ協会」の略称です。
現在、「トーナメントプレイヤー」と、「ティーチングプロ」の、2種類のプロの資格を認定しています。
ティーチングプロが、アマチュアやプロ相手に指導をするプロということになります。
資格認定試験は年に一度のみ。合格するとまず、「B級」になります。そこから講習などを重ねることで、「A級」の資格を得ることができます。
試験は、書類審査、プレ実技、実技、面接、筆記試験があります。合格率は48%と言われ、受験料や受講料もかかるので簡単に受かることはできません。
どういう人に習えばいいかわからない、どこに通えばいいのかわからない、という場合にはまず、ティーチングプロA級の方が所属しているかどうかを見てみるといいかもしれません。
続けられる料金
「上手くなるなら金に糸目はつけない!」という方もいらっしゃるとは思いますが、現実問題、レッスンは継続していくことが大切です。
そして、継続するためにはお金がかかります。
レッスン料金は、通い続けられる範囲内で探した方がいいでしょう。
まずは体験レッスンに行ってみよう!
スクールによって、無料、有料で体験レッスンを行なっています。
有料のところは大体、回数制の1回分くらいの金額なので、数千円といったところです。
私は、体験レッスンには必ず参加した方がいいと思います。
自分に今欠けているものは何なのか、どんな訓練をすればいいのか、ということを自分で明確に知っている人はあまりいません。
それに、スクールの雰囲気や、インストラクターとの相性なども、通い続けることを考えるととても大切になってきます。
体験レッスンだけで全てがわかることはありませんが、雰囲気やスクール内の施設についてなどわかることはたくさんあります。
ぜひ、体験レッスンをしているスクールに足を運んでみてください。
ポン
・自分にあったレッスン形式を選ぶ、もしくは全て受講できるところを選ぶ
・通いやすい立地にあるところを選ぶ
・続けられる料金設定のところを選ぶ
・経験豊富、ティーチングプロA級など有資格者のインストラクターがいるところを選ぶ
・体験レッスンを受けて雰囲気を確認してから選ぶ
まとめ
いかがでしたか?
ゴルフスクールにはまだ一度も通ったことがないという人や、これからゴルフを始めるという人も、上達させようと思ったら一度はスクールに通ってみるのもいいと思います。
もちろん、上級者の人も自分一人で練習しているだけではどこかで限界がきます。フォームの見直しや、伸び悩んでいるところからどうやって壁を突破すればいいのかなど、スクールでインストラクターの方に直接聞くことができます。
実際に、戸田市周辺で私がいいなと思ったゴルフスクールなどもご紹介していきますので、よかったらそちらのページも見ていってください。